Higashi Kawaguchi / property management 2
1988/2023
- 用途
- 住居
- 所在地
- 埼玉県川口市戸塚
- 交通
- 埼玉高速鉄道線「東川口」駅 徒歩5分
- 構造規模
- 鉄筋コンクリート
- 竣工年
- 1988年
- リノベーション竣工年
- 2023年
全部直さない。それでも、家賃は上げられる。
賃貸物件のリフォームというと、
「古くなった設備を交換する」
「壁紙をすべて張り替える」
「できるだけ新築に近づける」
そんな工事を想像するかもしれません。
でも、賃貸経営で大切なのは、
いくら工事をしたかではなく、その工事が次の賃料につながるか。
今回、壱六が賃貸管理を行う物件で考えたのも、そこでした。
限られた予算の中で、どこに手を入れるか。
全部を新しくするのではなく、
入居者から見た「この部屋を選ぶ理由」をつくる。
そこから、この部屋の再生は始まりました。
お金をかける場所を、絞る。
今回の空間で印象的なのが、壁一面に施工したラワン合板。
部屋全体に高価な仕上げを採用したわけではありません。
白を基調とした既存空間に対して、視線が集まる一面へ木の表情を加える。
さらに、天井には露出配管を活かした照明。
床には落ち着いたグレーを合わせました。
すべてを豪華にするのではなく、少ない手数で部屋全体の印象を変える。
予算が限られている賃貸リノベーションだからこそ、「何をやるか」と同じくらい「何をやらないか」を考えています。
「原状回復」から「商品づくり」へ。
賃貸管理をしていると、退去のたびに原状回復工事が発生します。
クロスを張り替えて、傷んだところを補修して、クリーニングをして。
もちろん、それも必要です。
ただ、それだけでは「元に戻った」だけとも言えます。
築年数が経過した物件ほど、新築や築浅物件と同じ土俵で競争することは難しくなっていきます。
だったら、原状回復に使う予算の一部を、次の入居者に選んでもらうための工事へ振り向けてみる。
今回も、単純にきれいに戻すのではなく、物件の特徴をつくる改修を行うことで、改修前より賃料を上げて募集できる商品づくりを目指しました。
ただし、リノベーションをすれば必ず賃料が上がるわけではありません。
立地、築年数、間取り、周辺賃料、想定する入居者。
それらを見ながら、工事費を回収できる可能性があるところに予算を使う。
ここは、デザインだけを考えるリフォームと、賃貸経営を考えるリフォームの違いだと思っています。
管理するから、工事まで考える。
壱六では、建物をきれいにすることだけを目的にしていません。
賃貸管理を通じて物件を見ているからこそ、
「なぜ決まらないのか」
「どこを変えれば印象が変わるのか」
「いくらまで工事費をかけられるのか」
「改修後、どのくらいの賃料を狙うのか」
というところから考えます。
管理 → 空室対策 → リノベーション → 入居募集。
工事だけで終わらず、その先の賃貸経営まで見る。
今回の物件も、限られた予算の中で改修内容に優先順位をつけ、賃料アップにつながる空間再生を行った一例です。
東川口・川口市で、賃貸物件の価値をもう一度考える。
株式会社壱六は、東川口・川口市を拠点に、賃貸管理、空室対策、リフォーム・リノベーション、不動産再生を行っています。
築年数が経過したアパートやマンションでも、大規模なリノベーションだけが答えとは限りません。
限られた予算だからこそ、物件ごとに「変えるところ」と「残すところ」を考える。
そして、単なる原状回復ではなく、賃料や入居率といった賃貸経営の数字につながる改修を考える。
「退去のたびに原状回復費がかかっている」
「募集してもなかなか入居が決まらない」
「築古になり、賃料を下げ続けている」
「リフォームしたいが、どこまでお金をかけるべきか分からない」
そんな物件こそ、一度違う角度から見直せるかもしれません。
東川口・川口市で賃貸管理、空室対策、賃貸物件のリフォーム・リノベーションをご検討のオーナー様は、株式会社壱六へご相談ください。


