X-ARENA TOKYO
2025
- 用途
- 店舗
- 所在地
- 東京都墨田区東墨田2丁目
- リノベーション竣工年
- 2025年
光と鏡と、ちょっと非日常。
一歩入った瞬間、思わず上を見上げる。
天井を大胆に走る光のライン。
その間を縫うように組まれた木目のルーバー。
壁一面には、黒と鏡でつくられた幾何学模様。
今回手掛けたのは、商業施設「X ARENA」の内装リニューアルです。
なかなか、クセの強い空間です。
でも、こういう仕事は面白い。
住宅なら「落ち着く」とか「暮らしやすい」が正解になることも多いけれど、商業空間は少し違う。
ここでは、入った瞬間に
「おっ。」
と思わせたい。
壁に散りばめられた鏡は、照明やサインを何度も映し込み、実際の広さ以上に空間を奥へ奥へと続かせます。
中央には、赤く浮かび上がる「X ARENA」のサイン。
黒、鏡、木、光。
素材だけを並べればバラバラなのに、完成してみると不思議とひとつの世界になりました。
派手だけれど、ただ派手なだけじゃない。
照明の位置、鏡の割り付け、天井のライン、床とのバランス。細かな納まりを積み重ねて、この「非日常感」をつくっています。
建物は、壁と床と天井があれば完成するわけではありません。
そこに入った人が、何を感じるか。
それもまた、僕たちがつくっているもののひとつだと思っています。
私たち株式会社壱六は、埼玉県川口市・東川口を拠点に、不動産の買取からリノベーション・リフォーム、設計・施工、そして完成後の賃貸管理までを手掛けています。
戸建て、マンション、アパート、店舗、オフィス。
建物の種類が違えば、残すべきものも変わります。
だから私たちは、最初から「全部新しくする」ことを正解にはしていません。
少し変わった窓。
昔の間取り。
妙に入り組んだ階段。
時間を重ねた素材。
一見すると弱点に見えるものが、その建物にしかない魅力になることもあります。
古い建物には、新築にはつくれないものがある。
それを見つけ、残し、今の暮らしに合う形へつくり直す。
東川口から川口市、さいたま市を中心に、首都圏の建物をもう一度面白くしていく。
それが、壱六のリノベーションです。


